下記のようなリーダーにお困りの企業様はぜひお試しください。
このような課題を解決するためにSR STATIONでは、2つのリーダーシップ診断をご用意しています。
- ① リーダーシップスタイル180度診断
- ② リーダーシップコミュニケーション180度360度診断
- 自己評価と部下評価、時には上司の評価の複眼分析により、リーダーシップ能力を可視化します。
- 定期的に実施することにより継続的なリーダーシップ能力の向上が可能です。
- 改善ポイントやアフターフォローも充実した実践型プログラムです。
リーダーシップコミュニケーションの重要性
昨今労働相談件数が増加しています。厚生労働省の発表によると、平成20年から平成28年の9年間にわたり、毎年100万件を超えています。
また、労働相談の内容は複雑化し、特に「いじめ・嫌がらせ」など個人の主観によって判断されるような相談内容がここ数年はトップにランキングされています。
このように複雑化した労働環境を整備するためには、社内ルールを作るだけではなく、ルールを前向きに捉えて遵守する組織風土が必要です。
社員は誰の影響を受けて日々の仕事をこなしているでしょうか。
多くの社員から影響を受けているのは確かです。
ただ、日々同じ業務をこなしている身近なリーダー的な役割を担う社員からはより大きな影響を受けています。
普段の成果報告や相談など、身近なリーダーや先輩とのコミュニケーションを積み重ねることで、自分の業績向上に努めたり、モチベーションを高めたりしています。
ようするに、身近なリーダー層とのコミュニケーションの質が組織風土の鍵を握っているのです。
「聴く」という行為によるコミュニケーションサイクル
正のサイクル 上司が部下の話を真剣に聴く。すると部下は、自分が大切にされていると感じ、上司に好意を持ちます。そして、部下は上司に対して協力的になります。 |
負のサイクル 上司が部下の話を真剣に聴かない。すると部下は、自分が大切にされていないと感じ、上司に対して反発心を持ちます。そして、部下は上司に協力的ではなくなります。 |
組織風土はコミュニケーションの質で決まります。普段は見えない組織風土を可視化することで、組織風土改善への道筋(改善プラン)が見えてきます。
リーダーシップスタイルをPM理論によって確立する
リーダーシップ行動論のひとつにPM理論というものがあります。
これは、日本の社会心理学者で、元九州大学教授の三隅二不二(みすみ・じゅうじ)さんが提唱した理論です。
PM理論では、リーダーシップをP行動(目標達成能力)とM行動(集団維持能力)の2つの要素で構成します。
目標設定や計画立案、メンバーへの指示などにより目標を達成する能力(P)と、メンバー間の人間関係を良好に保ち、集団のまとまりを維持する能力(M)の2つの能力の大小によって、4つのリーダーシップスタイル(PM型、Pm型、pM型、pm型)を提示し、PとMが共に高い状態(PM型)のリーダーシップをめざすというものです。
リーダーシップが優れたリーダーの元では、良質なコミュニケーションが円滑に行われます。社員が今まで以上に積極的に業務に関わり、それによって大きな目標を達成できる強い組織を作り上げるために、組織の核となるリーダーに対する診断プログラムは有効な手段です。